岡谷市内4 中学校と、諏訪地域の高校・大学・養護学校の文化祭・学園祭ポスター原画等を一堂に展示し、市民の皆様やご来館いただくお客様にご覧いただき、創造性にあふれる作品を通して、各校の文化祭の雰囲気やポスターに込めた学生たちの想いに触れて頂きます。
期間:令和元年12月12日(木)~12月28日(土)
会場:岡谷美術考古館 交流ひろば
開館時間:午前10時~午後7時
観覧無料
岡谷市内4 中学校と、諏訪地域の高校・大学・養護学校の文化祭・学園祭ポスター原画等を一堂に展示し、市民の皆様やご来館いただくお客様にご覧いただき、創造性にあふれる作品を通して、各校の文化祭の雰囲気やポスターに込めた学生たちの想いに触れて頂きます。
期間:令和元年12月12日(木)~12月28日(土)
会場:岡谷美術考古館 交流ひろば
開館時間:午前10時~午後7時
観覧無料
織田昇(1927~2016)は約70年にわたり精力的に制作活動を続けた岡谷市出身の洋画家です。
戦時中、宇都宮航空隊で機関士要員として訓練をしていた織田は、終戦を迎え復員後生き方を模索する中で油絵に出会い、高橋貞一郎や志村一男、また、19年の間小林和作に師事しました。その間、独立美術展や長野県展で活躍するほか、信州美術会諏訪支部長、長野県展幹事長・審査員を歴任、田中隆夫と美術団体「モナミ会」を創立するなど地域の芸術文化の発展に尽力しました。

〈阿修羅〉1997年
織田の描く力強くダイナミックな筆遣いの風景画や人物画は、信州や奈良など国内のみに留まらず、中国や中東に取材した作品も数多く制作されました。1997年からは放送大学で哲学を学び、画家の立場から研究した「東洋的芸術観」「無」の哲学に迫るべく制作を続けました。本展では織田が遺した作品とともに、作品の制作に使用した画材や道具、ノートなども展示します。洋画家 織田昇は何を思い、何を表現したのか、地域の美術界における功績とともに70年の足跡をご覧ください。
●会 期:令和元年10月26日(土)~令和2年1月5日(日)
●休館日:水曜日・祝日の翌日・12月29日(日)~1月3日(金)
●入館料:一般370円(260円) 小中学生160円(110円)
( )内は10名以上の団体料金
※諏訪郡内在住・在学の小・中学生、岡谷市在住・在学高校生は無料

《無題》 制作年不詳(2004-2005年頃)
岡谷市出身の辰野登恵子(1950-2014)は、史上最年少の45歳で東京国立近代美術館での個展を成功させ、また女性画家としては初めて毎日芸術賞を受賞するなど、日本の現代美術を牽引する画家として活躍しました。
幼い頃から四季折々の岡谷の風景を目にし、色彩感覚を磨かれたという辰野。諏訪二葉高等学校在学中に、当時の美術教師の薫陶を受けて現代美術に目覚め、東京藝術大学入学を目指して研鑽を重ねました。この頃から辰野の才能は群を抜いており、学校内外から注目を集めていたといいます。特に、辰野がデザインした文化祭のポスターは、鮮やかなピンクを用いた卓越した色づかいと抽象的な形態で、多くの人を驚かせました。
画家として高い評価を受けるようになってからも、辰野は故郷のアトリエで、身のまわりのものや自然に着想を得た作品を多数制作しました。
本展では、故郷、岡谷とのかかわりにも焦点を当て、ご遺族のご協力のもと、高校時代の自画像など油彩10点あまりをはじめとする多くの作品や関係資料とともに辰野登恵子の色彩の原点を探り、画業を振り返ります。
会期:2019年8月20日(火)~10月22日(火・祝)
関連イベント
9月7日(土) 午後1時30分~ (要入館料)
●講演会「愛でられた抽象-辰野登恵子の人と芸術」
講 師:谷 新氏 岡谷市出身(元宇都宮美術館長)
●参加者によるフリートーク
どなたでもお気軽にご参加いただくことができます。
開館時間 午前10:00~午後7:00
休館日 毎週水曜日、祝日の翌日(9/17(火)、24(火)、10/15(火))
特別企画展
入館料:大人500円(350円)、小・中学生250円(150円)
:大人520円(370円)、小・中学生260円(160円)※10月1日より
※( )は10名以上の団体料金
※諏訪郡内在住・在学の小・中学生、岡谷市内在住・在学の高校生は無料
炎は、古来より日々の生活手段として、崇拝・信仰の対象として、時には脅威として、いつの時代でもさまざまな形で人間と密接に関わってきました。また、炎はしばしば芸術作品のモチーフにされることもあるだけでなく、金属鋳造や焼物の焼成など、炎の力によって多彩な作品も生み出されています。
本展では、美術と考古の両方を結ぶ視点から、炎をモチーフとして作られた絵画作品のほか、縄文土器など炎を用いて制作された考古遺物や、現代の工芸作品を展示いたします。炎にまつわる表情豊かな芸術表現の数々をお楽しみください。
◆会期/2019年6月20日(木)~8月16日(金)
◆会場/2階 美術展示室、1階 企画展示室
◆入館料/一般500円(350円)、小・中学生250円(150円)
※( )は10名以上の団体料金
◆開館時間/午前10時~午後7時

山田郁夫《雪の光》
岡谷市出身の水彩画家 山田郁夫(1927-1996)は、独学で絵を学び、教職に就くかたわら生涯を通じて画業に励みました。
「本物を見よ、本物を求めよ」が口癖だったという山田は、徹底したデッサンに始まり、対象から受けた感動を完全に消化したうえで、色彩と形態が響きあう幾何学的な構成の作品を数多く生み出しました。その作品は、洗練されたモダンな雰囲気と、注意深く練り上げられた色づかいで定評があり、「長野に山田郁夫の色あり」と語られたほどです。
日本水彩画会諏訪支部を結成するほか、諏訪美術会、信州美術会、県展の要職を歴任。岡谷美術考古館長、岡谷市教育委員長も務め、郷土の芸術文化の発展に尽力しました。美術教師としても後進を育て、その作品は、現在も多くの人々に親しまれています。
本展では、山田の作品とともに、デッサンや著作から読み取れる制作の背景・思想をご紹介します。
◆会期/2019年4月25日(木)~6月16日(日)
◆会場/2階 美術展示室
◆入館料/一般350円(250円)、小・中学生150円(100円)
※( )は10名以上の団体料金
◆開館時間/午前10時~午後7時
◆関連イベント
学芸員によるギャラリートーク/6月1日(土)13:30~
2018年度に開催したワークショップの作品展です。
◆会期/開催中~3月31日(日)
◆会場/1階 交流ひろば
◆入館料/無料
◆開館時間/午前10時~午後7時

山田郁夫《卓上の水浴像》
平成の時代が本年の4月で終わりを告げようとしています。この30年余の間に美術考古館では、多くの方々に支えられながら様々な展覧会や企画を開催してきました。さらに平成25年には館の移転リニューアルを行い、郷土の芸術・文化・歴史の顕彰や市民の生涯学習の成果の発信、子どもたちの学習の場の提供を行うとともに、まちの賑わいに貢献する美術館としての活動も展開してきています。
本展では、平成時代に活躍した美術考古館の収蔵作家の作品や館の活動のあゆみに焦点を当てます。平成時代に制作・収蔵された優品や関連資料などを通して、平成における美術考古館の活動のあゆみを展観して振り返ります。また新たな時代の幕開けを迎えるにあたり、今後の美術館の活動を思考・展望する機会にもつながれば幸いです。どうぞ、ごゆっくりご覧ください。
◆会期/2019年3月21日(木)~4月21日(日)
◆会場/2階 美術展示室
◆入館料/一般350円(250円)、小・中学生150円(100円)
※( )は10名以上の団体料金
◆開館時間/午前10時~午後7時
和洋女子大学書道専修 石田沙也佳さんによる卒業書道作品展です。
◆日時:平成31年3月2日(土)~4日(月)
◆開館時間:午前10時~午後7時(最終日は午後3時まで)
◆入場無料
岡谷市つるし雛同好会会員作成のつるし雛と、ひな祭りらしい晴れ着を展示しています。
◆展示期間/開催中~3月21日(木)
◆開館時間/午前10時~午後7時
◆会場/岡谷美術考古館1階 交流ステーション
◆入場無料
岡谷市立上の原小学校の6年生による卒業作品展です。動物や乗り物など、アイロンビーズで作られた立体作品の数々をご覧いただけます。
◆展示期間/2月19日(火)~26日(火)
◆開館時間/午前10時~午後7時(最終日は午後4時まで)
◆会場/岡谷美術考古館1階 交流ひろば
◆入場無料